MUSIC DIRECTOR

佐藤 雄一  SATO Yuichi

 国立音楽大学教育音楽学科第Ⅰ類卒業。ピアノを中川和義、西川清子、本橋美恵子、声楽を布施隆治、ヴィオラ・ダ・ガンバを平尾雅子の各氏に師事。指揮の基礎を小泉ひろし氏に師事した後に独学。大学在学中に、合唱団「コレギウム・ヴォカーレ東京」を組織して指揮。卒業後も定期的に演奏会を開くほか、小林道夫氏、渡邊順生氏らと数多く共演。小林道夫氏からは「音に対してこれほどまでに具体的なイメージを持てることは驚異的」との讃辞を受け、そのレパートリーはルネッサンス、バロックに始まり20世紀にまで及んだ。また若手プロ演奏家による「NENDOオーケストラ」を組織して指揮。さらに研鑽を積み、限定していた活動の場を広げるため1999年にパリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科に留学。ドミニク・ルイッツ教授に師事、一年後には音楽院初となる飛び級で高等ディプロムを取得し首席で卒業、音楽院史上最高得点に対し審査員特別賞を授与される。フランスでの指揮活動の後2003年に帰国、プロ、アマを問わず数多くのオーケストラを指揮している。